こんにちは、僕です。
今日は1日、本を読んで過ごし、休日を大満喫。
その時に読んだ本で、脂肪燃焼のメカニズムについて書いていたものがあったので、僕が理解した内容をまとめ、ダイエットにまで繋げてみました。
いろいろと僕の理解が怪しいですが、良かったら見てください。
脂肪って何?
脂肪、脂肪と僕たちは言うけど、
- 僕たちが食べている脂肪 ・・・ (脂質)
- 体が必要としている脂肪 ・・・ (中性脂肪)
- 僕らのお腹の脂肪 ・・・ (脂肪細胞)
こんな感じで、全部違う脂肪なんだって。
脂肪細胞
僕らがスッゴク気にしてるお腹の脂肪は脂肪細胞。
コイツは体の中の中性脂肪を貯めておく蔵みたいなヤツらしいよ。
脂肪燃焼ってことは、蔵をからっぽにして脂肪細胞をしぼんだ風船みたいにすることなんだって。
中性脂肪
脂肪細胞っていう専用の蔵まで用意してくれる中性脂肪!
中性脂肪は僕らの体でこんなことに使われてます。
- 細胞膜の材料
- ホルモンの材料
- 神経細胞の保護
- 血管の保護
- 高出力エネルギー
- etc…
替えの利かない、まさに貴重品。
流石、中性脂肪様。そりゃ、蔵も建つわ。
こんなに価値が高いから、専用の蔵まで用意してしっかり管理しているんだね。
( 大切なのは分かったけど、僕は多分、貯めこみすぎ・・・。)
脂肪の貯蓄と消費は酵素が調整している
余分に貯めすぎちゃった脂肪は減らしたい。
お腹の脂肪を減らすためには、入る量を減らして消費する量を増やすしかありません。
どんな時に脂肪細胞が膨れ、どんな時にしぼむのかが分かれば、効率的に脂肪燃焼できそうだよね!
結論から言うと、食事中は貯蓄され、何も食べないと消費されるよ!

うん、知ってた
・・・。
この貯蓄と消費は、LPLとHSLっていう、酵素が制御しているよ。
LPL(リポタンパクリパーゼ)
中性脂肪を蔵に貯蓄する担当。
インスリンが増えてくると活性化してお仕事開始。
目の前の仕事に集中して、バリバリ働くタイプ。
擬人化したら、赤髪の熱血漢。
血中の中性脂肪と糖を使って、脂肪細胞にバンバンと中性脂肪を貯めこんでいきます。
HSL(ホルモン感受性リパーゼ)
中性脂肪を蔵から出す担当。
成長ホルモンやアドレナリンで活性化し、インスリンで鎮静化する空気を読むタイプ。
擬人化したら、緑髪の冷静沈着な人。
脂肪細胞から中性脂肪を取り出して血中に流すよ。
ただし、あくまでも蔵から出すだけで、出した脂肪が筋肉でエネルギーとして使われないとLPLにしまわれちゃうんだけどね。
このインスリンで鎮静化するのは面白いよね。
鎮静化しないと、周り見てないLPLに蔵から出した端から、隣の蔵に貯蓄されちゃうからね。
コイツは仕事の出来る、緑髪の冷静沈着なヤツ。
ダイエットに生かすためには
このLPLとHSLの性格から、考えれるダイエット方法は大きく2種類だと思うんだ。
- 食べる回数を減らしてLPLの仕事時間を減らす。
- 食べる回数を増やしてインスリン値を安定させ、LPLもHSLもほどほどに働かせる。
これって、1日1食ダイエットと1日多食ダイエットだよね。
良く、ダイエットサイトとかで、どっちの方がいいのかって質問があるけど、アプローチが違うけだけで、根幹の考え方は同じだったんだね。
そして、どっちが良いのかは甲乙つけ難い。
どっちも効きそうだけど、どっちにも欠点があるよね。
1日1食の長所と短所
長所
1日中、HSLが働き続ける。
短所
食事時間が開くので、食べると血糖値がガツンと上がる。
甘い飲み物、間食でもガツンと上がるので食べちゃダメ。
1日多食の長所と短所
長所
血糖値が安定してるから、食事制限のキツさはない。
短所
食事の内容に気を付けないと、1回ごとに血糖値が上がっちゃって意味がない。
血糖値、インスリンの反応は個人差が大きいので、合わない人は全然ダメ。
やー、ダイエットって難しいね。
でも、脂肪の働きが分かると、なんかダイエット方法に迷いがなくなる気がするよね。

科学的に正しい方法でやってますから。
ってね。
番外編(脂肪増加第2のルート)
実は、脂肪を摂らなくても脂肪が増えるよって話。
血糖値が高まっていると、肝臓さんが
「これだけエネルギーが沢山あるから、今後のことを見据えて内部保留増やしておこう」
と、余計な事を考えだします。
結果、肝臓が糖から脂肪のようなものを作り出し(!)、そっと血中へ流す。
血糖値が高いからLPLはノリノリでお仕事中。
何事もなく糖と糖から作った脂肪のようなものを使い蔵に中性脂肪をしまいこむ。
え?
ちょっと糖って、ズルくない?
でも、飢餓に備えるためには仕方ないんだって。
と、いう訳で、ダイエット中に甘いものをドカ食いすると怖いよって事でした。
本当に、恐怖。